【 更新情報 】
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★第55回 道南在宅ケア研究会定例会のご案内 (終了)
日 時:2024年3月22日(金)18:30~20:00
場 所:函館五稜郭病院 管理棟4階 第1~3会議室
参加費:年会費納付済み会員無料。非会員500円受付にて領収
※事前参加申し込みにご協力願います
詳細は→「こちら」をご覧ください。
道南在宅ケア研究会
道南とかく函館市において、急性期病院には地域連携室が開設され、病診連携、病病連携が円滑になりつつあります。しかし、在宅医療に関しては、まだ情報不足もあり必ずしも入院から在宅への移行が円滑であるとは言えません。急性期病院においては平均在院日数の短縮が迫られ、療養型病床も縮小する国の方針を考えると、否応がなしに、在宅医療を整備していかなければならない現状があります。
国は在宅医療を推進するべく「在宅療養支援診療所」を新設。更に、介護報酬改訂でも40歳以上65歳未満の末期がん患者も介護保険給付対象となったことで、在宅医療も、慢性期疾患のみならず、がん終末期まで、安心して療養できるシステムの構築と多職種の密な連携(チーム医療・チーム介護)が必要とされています。
厳しい医療・社会福祉情勢の中、各々の医療機関(急性期病院、療養型病院、診療所、緩和ケア病棟)、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所、社会福祉施設など、医療や社会福祉に関わる私たちは、お互いの立場、職種の垣根を払いのけ、役割分担をしながら、ネットワークを構築するとともに、一般地域住民へ「病気になっても安心して在宅で過ごせる」、「終末期にあっても最後まで在宅で過ごせる」、そんな環境を提供していく必要があると考え、これらの情報を一般市民に伝えていく必要性を感じ、これらを多角的に分析するとともに、情報やその成果を皆様と共有し、道南の医療・福祉の向上に寄与すべく、本会を設立し2006年10月1日に発足いたしました。肩肘張らない、職種の垣根の無い、お互いにいつでも相談できる、そんな気楽な会としたいと思っておりますので、多くの皆様のご参加を期待しております。